ジコチューはどこで失敗するのか? 週刊プレイボーイ連載(76)
田中真紀子文部科学相が、秋田公立美術大学など3大学の新設を不認可と判断し、批判を受けると一転して「不認可処分はしていない」と強弁して来年春の開設を許可しました。記者団に対して「今回(の騒動が)逆にいい宣伝になって4、5年…
続きを読む →田中真紀子文部科学相が、秋田公立美術大学など3大学の新設を不認可と判断し、批判を受けると一転して「不認可処分はしていない」と強弁して来年春の開設を許可しました。記者団に対して「今回(の騒動が)逆にいい宣伝になって4、5年…
続きを読む →新刊『不愉快なことには理由がある』から、PLOLOGUE「世界の秘密はすべて解けてしまった」の冒頭部分を掲載します。 ***************************************************…
続きを読む →新刊『不愉快なことには理由がある』のINTRODUCTION「たったひとつの正しい主張ではなく、たくさんの風変わりな意見を」を掲載します。 ****************************************…
続きを読む →石原慎太郎氏が東京都知事を辞職し、新党を結成して次期衆院選に臨むことになりました。 石原氏は80歳、共に新党を結成する予定の「たちあがれ日本」代表の平沼赳夫氏は73歳です。別に「年寄りだからダメだ」というつもりはありませ…
続きを読む →前回のエントリーで行動遺伝学を紹介したが、ちくまプリマー新書の一冊として刊行された『生きづらさはどこから来るか』は、進化心理学や行動遺伝学を中高生でもわかるように説明したとてもいい本だ。 著者の石川幹人氏は情報工学の専門…
続きを読む →『週刊朝日』に掲載されたノンフィクション作家・佐野眞一氏の「ハシシタ 奴の本性」が大問題になり、編集部は橋下大阪市長に謝罪のうえ連載の中止に追い込まれました。「橋下徹のDNAをさかのぼり、本性をあぶり出す」という表紙コピ…
続きを読む →橋下・維新の会の影に隠れてしまっていますが、自民党と民主党の党首選が相次いで行なわれます。混迷する日本の政治を担う人物を、私たちはどのように選べばいいのでしょうか。 じつはこれは、科学的にはすでに答が出ています。 ひとつ…
続きを読む →竹島と尖閣諸島の領有権問題が、暑い夏をさらに不愉快にしています。 領有権というのは、「なわばり」のことです。この問題がやっかいなのは、ヒトのOSが「なわばりを侵されたら激昂せよ」とあらかじめプログラミングされているからで…
続きを読む →大津市のいじめ自殺事件で、“加害者”とされる少年と両親の実名や写真がネット上に公開され、深刻な被害が生じています。こうした「個人攻撃」が行なわれるのは、マスメディアが人権侵害を恐れ、学校や教育委員会ばかりををひたすら批判…
続きを読む →ソーシャルゲームのコンプリートガチャ(コンプガチャ)が、消費者庁から景品表示法違反に該当すると指摘され、ゲーム会社は大きな打撃を受けました。 “ガチャ”は一種の宝くじで、ゲーム内のアイテムを確率的にしか入手できない仕組み…
続きを読む →新刊『(日本人)』の未公開原稿です。 原発事故責任を考えるうえで、日本の“アカデミズム”とはどのようなところなのか(日本で“学者”“専門家”と呼ばれるのはどのようなひとたちなのか)を示す格好のエピソードだと思いましたが、…
続きを読む →男と女はなぜすれ違うのでしょうか? 文学から映画まで、あらゆる芸術はずっと愛の不毛をテーマにしてきましたが、あなたが恋人とわかりあえない理由を現代科学はすでに解明しています。しかも、たった一行で。 「異なる生殖戦略を持つ…
続きを読む →日本人が「自分たちは特別だ」と思っていることはよく知られています。そしてこれは、理由のないことではありません。 なんといっても、20世紀前半までは、欧米以外で近代化に成功した国は日本しかありませんでした。これは歴史的に見…
続きを読む →世の中には、「不都合な真実」がたくさんあります。「専門家のあいだではほぼ合意が成立しているものの、公にするのがはばかられる主張」のことです。 たとえばBSE(牛海綿状脳症)感染牛の全頭検査は、疫学的にはなんの意味もなく欧…
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