「戦闘で1人の犠牲者も出してはならない」組織で国際貢献できる? 週刊プレイボーイ連載(282)
古代エジプトの遺跡をめぐるナイル川クルーズの起点はアブ・シンベル神殿で、アスワン・ハイダムでできたナセル湖のほとりにあります。神殿の入口ではカラフルな民族衣装の男たちが民芸品を売っていて、ガイドは彼らに目をやると、「ちょ…
続きを読む →古代エジプトの遺跡をめぐるナイル川クルーズの起点はアブ・シンベル神殿で、アスワン・ハイダムでできたナセル湖のほとりにあります。神殿の入口ではカラフルな民族衣装の男たちが民芸品を売っていて、ガイドは彼らに目をやると、「ちょ…
続きを読む →ラオスで開かれたASEAN首脳会議でフィリピンのドゥテルテ大統領が、オバマ大統領への「暴言」を理由に首脳会談を中止される異例の事態が起きました。報道によれば、「フィリピンのダーティハリー」とも称される大統領は、「(オバマ…
続きを読む →8月に入って尖閣諸島周辺に中国の漁船が集まりはじめ、それを監視する中国海警局の公船が頻繁に日本の領海に侵入して両国関係が緊張しています。外務省の度重なる抗議に対し、中国側は「魚が獲れすぎて漁船が集まった」と説明しているよ…
続きを読む →6月24日の国民投票でイギリスのEU離脱が決まったと思ったら、ラマダン(イスラームの断食月)に合わせたようにIS(イスラーム国)の関与するテロが続発しました。6月28日にイスタンブール空港が武装したテロリストに襲撃され(…
続きを読む →イギリスのEU離脱でロンドンの金融街シティの地盤沈下が懸念されている。大手金融機関のなかには、EU圏でのビジネスを優先しフランクフルトやパリに本社移転を検討するところもあるようだ。シティが金融機関が集まるたんなる一区画な…
続きを読む →ベルギーの首都ブリュッセルの同時テロは、空港と地下鉄が標的となり34人が死亡、200人以上が負傷する大きな被害を出しました。直後にIS(イスラム国)が犯行声明を出し、実行犯がパリ同時多発テロとつながっていることも明らかに…
続きを読む →少なくとも129人が死亡し、352人が負傷した“13日金曜日”のパリ同時テロは世界じゅうに大きな衝撃を与えています。その後も新たなテロ計画が発覚し、オランド大統領はIS(イスラム国)に対する「戦争」を宣言しました。 IS…
続きを読む →日本が提案した国連での「核全廃をめざす被爆地訪問決議」は156カ国の圧倒的多数で採択されましたが、核保有国である米英仏は棄権、中国、ロシア、北朝鮮が反対しました。なかでも中国は突出していて、傅聡軍縮大使は日本がヒロシマ・…
続きを読む →「現代の民族大移動」ともいうべき難民の大量流入でヨーロッパが動揺しています。ハンガリーの右派政権は移民の流入を防ぐために国境を封鎖して批判を浴びましたが、批判の急先鋒に立ったクロアチアやオーストリアといった国々も、難民が…
続きを読む →ヨーロッパにシリア、イラクなど紛争地帯からの難民が大量に押し寄せ、各地で混乱を引き起こしています。EU(欧州連合)は今後2年間で難民16万人を各国に割り当てる案を発表しましたが、中・東欧諸国を中心に反対論が根強く、議論は…
続きを読む →来年の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、“不動産王”ドナルド・トランプの勢いが止まりません。世論調査でも30%前後の支持率を維持し、本命とされるジェフ・ブッシュ前フロリダ州知事らを大きく引き離しています。このままで…
続きを読む →ギリシアの国民投票で、EUの緊縮財政策に「NO」の民意が示されました。ただ、これによってEUとの交渉でギリシア側が有利になるとも思えず、状況はますます混迷の度合いを深めそうです。 歴史にifはなく、過去を振り返っても空し…
続きを読む →『マネーポスト』2015年春号に掲載された「過激派テロ組織ISISの戦士を生み出したフランスの「国内問題」(連載:セカイの仕組み第14回)」を、編集部の許可を得てアップします。執筆時期は2015年1月です。 ******…
続きを読む →リー・クアンユー元シンガポール首相が91歳で生涯を終えました。これで、アジアの「英雄の時代」が完全に幕を下ろしました。 明治維新によって近代国家への道を踏み出した日本に対して、アジアの国々は(タイを除けば)ずっと植民地か…
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