第16回 魅惑のドル建て高金利預金(橘玲の世界は損得勘定)
今年の3月から4月にかけて東南アジアを回った。今回は、そこで見つけた面白い金融商品を紹介しよう。 ひとつは年利13%の定期預金。キャンペーンなどではなく、れっきとした大手銀行が提示している通常の1年定期だ。ただし、ベトナ…
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続きを読む →男と女はなぜすれ違うのでしょうか? 文学から映画まで、あらゆる芸術はずっと愛の不毛をテーマにしてきましたが、あなたが恋人とわかりあえない理由を現代科学はすでに解明しています。しかも、たった一行で。 「異なる生殖戦略を持つ…
続きを読む →書名を見たとたん、「うわっ、やられた!」と思った。坂口恭平『独立国家のつくりかた』のことだ。 10年くらい前に、これと同じタイトルの本を考えて、資料を集めたことがあった。しかしけっきょくうまくいかず、企画を放棄してしまっ…
続きを読む →日本人が「自分たちは特別だ」と思っていることはよく知られています。そしてこれは、理由のないことではありません。 なんといっても、20世紀前半までは、欧米以外で近代化に成功した国は日本しかありませんでした。これは歴史的に見…
続きを読む →吉祥寺駅ビルに直結した書店さんです。ありがとうございます。
続きを読む →「日本人はどんな場所にいるのか?」で日本人の極端な世俗性について述べましたが、ここでは『(日本人)』から、「拝啓、マッカーサー元帥様」を転載します(一部改変)。 *以下の記述は、袖井林二郎『「拝啓、マッカーサー元帥様』に…
続きを読む →『(日本人)』では、日本人の特徴は、(それがもしあるとすれば)「空気(世間)」ではなく「水(世俗)」にある、という議論をしています。 その当否についてはさまざまな意見があると思いますが、ここで議論の前提として、本書のアイ…
続きを読む →世の中には、「不都合な真実」がたくさんあります。「専門家のあいだではほぼ合意が成立しているものの、公にするのがはばかられる主張」のことです。 たとえばBSE(牛海綿状脳症)感染牛の全頭検査は、疫学的にはなんの意味もなく欧…
続きを読む →『(日本人)』では、すべてのヒトは進化論的に共通のOSを持っているが、そのエートス(行動文法)は歴史や文化、社会構造などによって異なることを論じた。ベースになっているのは近年の社会心理学のさまざまな研究成果だが、ここでは…
続きを読む →新刊『(日本人)』のなかから、冒頭部分を掲載します。 ********************************************************************* 『(日本人)』は「かっこに…
続きを読む →みなさまへ 幻冬舎から、『(日本人)』が12日に発売されます。「かっこにっぽんじん」と読んで、「“日本人”をいちどカッコに入れてみよう」という意味を込めました。 都内の一部書店では、すでに店頭に並んでいるようです。Ama…
続きを読む →放置自転車はどこでも頭の痛い問題だ。駅前を管理する自治体だけでなく、商店街やビルのオーナーも同じで、なかなか有効な対策がない。 仕事場を借りているビルの1階店舗が閉店したら、たちまち自転車の放置が始まった。みんな自転車を…
続きを読む →『日経ヴェリタス』4月29日号の特集「静かなる投信革命」のなかに、「毎月分配型からマネー流出」(山下茂行、松本裕子記者)というインパクトのある記事が掲載されている。とりわけ衝撃的なのは、毎月分配型投信の元本払い戻し度合い…
続きを読む →「クッキーとダイコン」というちょっと意地悪な実験があります。 同じ部屋に、焼かれたばかりのおいしそうなチョコチップクッキーの皿と、千切りにしたダイコンの皿が置いてあります。「味覚の記憶についての研究」に協力を申し出た大学…
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