「これからは非正規でも扶養手当が受けられるようになる」はホント? 週刊プレイボーイ連載(451)
年功序列・終身雇用の「日本的な働き方」の転機になると注目された最高裁の2つの判決が出ました。 契約社員やアルバイトに賞与・退職金を支払うべきかを争った裁判では、最高裁はいずれも「不合理とまでは評価できない」として、一部の…
続きを読む →「週刊プレイボーイ」の連載コラムを、編集部の許可を得て週遅れで全文公開。この連載は集英社より「理由があるシリーズ」として書籍化もされています。
年功序列・終身雇用の「日本的な働き方」の転機になると注目された最高裁の2つの判決が出ました。 契約社員やアルバイトに賞与・退職金を支払うべきかを争った裁判では、最高裁はいずれも「不合理とまでは評価できない」として、一部の…
続きを読む →日本学術会議が推薦した会員候補のうち6人が任命されなかった問題で、菅政権が発足早々、逆風にさらされています。経緯に関しては不明な点もありますが、報道を見るかぎりでは、以前から官邸は多めの人数の名簿で事前説明するよう求めて…
続きを読む →新型コロナウイルスの影響で売上が減った事業者などを支援する持続化給付金で、大量の不正受給が発生しました。給付金の上限は中小企業が200万円、フリーランスなど個人事業者が100万円ですが、トラブルが多発しているのは申請要件…
続きを読む →「史上もっとも見苦しい」と酷評された米大統領選の最初のテレビ討論が終わったと思ったら、トランプ夫妻が新型コロナに感染したというニュースが飛び込んできました(その後、回復しました)。アメリカ社会の混沌は深まるばかりですが、…
続きを読む →世界でもっとも早く超高齢社会に突入した日本では、「敬老の日」で敬う高齢者の数がどんどん増えています。65歳以上の人口は1年間で30万人増えて3617万人となり、高齢化率(人口に占める高齢者の割合)は28.7%で、団塊ジュ…
続きを読む →いまから10年以上も前の話ですが、バンコクで暮らしている日本人の知人から「日本大使館の対応がひどすぎる」という話を聞きました。タイ人女性と結婚したにもかかわらず、妻が日本に行けないというのです。 当時、日本政府は外国人の…
続きを読む →成功への鍵として自制心や自己コントロール力が注目されています。これは「やり抜く力(GRIT)」とも呼ばれ、「生まれつきの才能」はもはや重要ではなく、誰もがこのちからを伸ばして傑出した人材になれるともいわれます。 これは、…
続きを読む →月刊『Voice』9月号のインタビュー「アルファに魅かれる女性のジレンマ」が「実は「他人の子と知らずに育てている父親」が多い? 語られない男女間の“不都合な真実”」としてWEBに掲載されましたが、文字数制限で最後の部分が…
続きを読む →連続在任期間、通算在任期間ともに歴代最長を達成した安倍首相が、体調不良を理由に辞意を表明しました。そこで安倍政権について、かんたんに振り返ってみましょう。 首相自ら会見で認めたように、政権発足時に掲げていた3つの大きな課…
続きを読む →FIREはFinancial Independence and Retire Early(経済的独立を達成し、アーリーリタイアする)の略で、(1980年代から2000年前後に生まれた)アメリカのミレニアル世代のあいだでい…
続きを読む →黒人男性が警察官による過度な制圧によって死亡した事件を受けて、全米に「ブラック・ライブズ・マター(黒人の生命も大切だ)」の抗議行動が広がりました。 スターバックス発祥の地としても知られるワシントン州シアトルのキャピトルヒ…
続きを読む →難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性が、ネットで知り合った医師2人から鎮静薬を投与され死亡した事件が波紋を広げています。主犯とされる医師はツイッターに「安楽死外来(仮)やりたいなあ」などと投稿する一方で、妻によると頻…
続きを読む →コロナ禍で苦境にある旅行業界を活性化するための「GO TOトラベル」キャンペーンがさんざんなことになっています。これについてはすでに多くの批判がありますが、それをひと言でまとめるなら「場当たり的」になるでしょう。 なぜこ…
続きを読む →田舎から上京し、東京の私立大学に入学した1978年は、いまから振り返ればフランスのポストモダン哲学が「知的若者」を魅了する時代のさきがけでした。そこから1995年のオウム真理教事件までの「長い80年代」を回想した『80&…
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