ウクライナの運命は日本の明日の姿かも 週刊プレイボーイ連載(634)
トランプとゼレンスキーの会談は、テレビカメラの前ではげしい口論になり、決裂するという衝撃的な展開になりました。口火を切ったのは副大統領のヴァンスで、侵略者であるプーチンを擁護するのかとゼレンスキーに問われ、アメリカはこれ…
続きを読む →「週刊プレイボーイ」の連載コラムを、編集部の許可を得て週遅れで全文公開。この連載は集英社より「理由があるシリーズ」として書籍化もされています。
トランプとゼレンスキーの会談は、テレビカメラの前ではげしい口論になり、決裂するという衝撃的な展開になりました。口火を切ったのは副大統領のヴァンスで、侵略者であるプーチンを擁護するのかとゼレンスキーに問われ、アメリカはこれ…
続きを読む →トランプ政権の「政府効率化省(DOGE)」トップに就任した大富豪のイーロン・マスクが、連邦政府職員に対し「先週の業務成果を5つ箇条書きにして返信するか、さもなくば辞職するか」を問うメールを送り、行政機関が混乱しています。…
続きを読む →日本の健康保険には、一定の金額を超えた医療費が払い戻される「高額療養費」の制度があります。自己負担額は収入(標準報酬月額)によって変わりますが、月額27万円(年収324万円)以下の現役世代および収入が年金のみの高齢者(一…
続きを読む →1月29日、アメリカの首都ワシントンのレーガン・ナショナル空港に着陸しようとした旅客機に軍用ヘリ、ブラックホークが衝突、市内を流れるポトマック川に墜落し、双方の乗員・乗客70人ちかくが死亡しました。旅客機には元世界チャン…
続きを読む →テレビ局の女性社員と大物タレントのトラブルに端を発した問題は、大手スポンサーが一斉に広告を引き上げる前代未聞の事態になっています。 追い込まれたテレビ局は、フリージャーナリストやユーチューバーを含む500人ちかくが参加す…
続きを読む →ドナルド・トランプは「アメリカ・ファースト」を掲げ、大統領就任と同時に支持者の前で多くの大統領令に署名しました。そのなかでも大きな歓声が上がったのが「DEI解体」です。 DEIは「Diversity(多様性)Equity…
続きを読む →メディアの役割は、社会にとって重要な事実(ファクト)を報じるとともに、そのニュースをどう解釈すべきかを示すことです。 フェイクニュースは、事実でないことを「真実」にしてしまいます。ジャーナリズムは隠蔽された事実を掘り起こ…
続きを読む →わたしたちの社会は、本音と建て前によって成り立っています。 ヒトは進化の過程でつくられた脳の仕様によって、本能的に人間集団を「俺たち」と「奴ら」に分割します。本音とは「俺たちの論理」、建前は「奴ら(他者)との共通の論理」…
続きを読む →2024年の米大統領選では、ドナルド・トランプと世界一の大富豪イーロン・マスクがタッグを組んだことに注目が集まりました。これは、わたしたちがどのような世界に生きているかを象徴する出来事かもしれません。 産業革命によって近…
続きを読む →2024年は「選挙の年」として記憶されることになるかもしれません。 10月に行なわれた衆院選で自民・公明の連立政権が少数与党に転落し、「政治とカネ」問題に注目が集まりましたが、世界の大きな流れのなかに置くとまた別の景色が…
続きを読む →子どもから「なんで約束を守らなくちゃいけないの?」と口答えされて、「そう決まっているからだ」と声を荒げたことはありませんか? 当然、子どもは納得しないでしょう。 「子どもの疑問」には返答に窮するものがたくさんあります。で…
続きを読む →兵庫県知事のパワハラ騒動にさしたる興味はなかったのですが、それでもSNSで何回か「ワイドショーの報道がひどすぎるので、ぜひ取り上げてください」と依頼されたことがあります。なんのことかと思ってURLをクリックすると、知事が…
続きを読む →衆院選で国民民主党が「手取りを増やす」を掲げて議席を4倍にし、キャスティングボードを握ったことで、にわかに「103万円の壁」に注目が集まりました。それに加えて「106万円の壁」と「130万円の壁」が登場し、なにがなんだか…
続きを読む →大接戦が予想されたアメリカ大統領選挙は、激戦州を制したドナルド・トランプが投票日の翌未明に早々と勝利宣言しました。支持者による連邦議会議事堂占拠の“扇動”や、4つの起訴と有罪判決もものともせず、ほぼ完勝という結果になった…
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