あなただけの〈U〉
『文學界』2022年2月号「特集 AIと文学の未来」に寄稿した「あなただけの〈U〉」を、編集部の許可を得てアップします。 *************************************************…
続きを読む →『文學界』2022年2月号「特集 AIと文学の未来」に寄稿した「あなただけの〈U〉」を、編集部の許可を得てアップします。 *************************************************…
続きを読む →『ウェブとはすなわち現実世界の未来図である』の著者・小林弘人さんとは、小林さんが『 ワイアード日本版』の編集長だった頃からのつき合いだ。本書の制作にかかわった深沢英次さんは『 ワイアード日本版』のテクニカル・ディレクター…
続きを読む →ZOLにシベリア抑留の話を書いた。 そのときふと思い出したので、詩人・石原吉郎の言葉をここに記しておきたい。 1915年に静岡・伊豆に生まれた石原は、幼くして母を失い、苦学して東京外語大学に入学、ドイツ語を…
続きを読む →エコノミストの吉本佳生氏は、スタバの価格から世界経済まで、あらゆる経済現象をわかりやすく解説することで人気がある。だがいちばんの魅力は、経済統計などの基礎データを徹底的に読み込んで、そこから思いもよらない結論を導き出す手…
続きを読む →以前、川島博之氏の『「作りすぎ」が日本の農業をダメにする』を紹介したが、ここではエネルギー問題について“常識の嘘”を暴いた『電力危機をあおってはいけない』を取り上げたい。 システム分析を専門とする川島氏は、マクロのデータ…
続きを読む →コラムとして書いた原稿ですか、「面白いけど、うちではちょっと……」といわれてしまったので、BLOGにアップします。 ****************************************************…
続きを読む →『遺伝マインド』は、日本における行動遺伝学の第一人者である安藤寿康氏が、「遺伝子」についての正しい理解の重要性を初心者にもわかりやすく書いた本だ。 「遺伝マインド」とは、「人間の心や行動、そして社会の成り立ちや人間と自然…
続きを読む →前回のエントリーで行動遺伝学を紹介したが、ちくまプリマー新書の一冊として刊行された『生きづらさはどこから来るか』は、進化心理学や行動遺伝学を中高生でもわかるように説明したとてもいい本だ。 著者の石川幹人氏は情報工学の専門…
続きを読む →すこし前の本だが、川島博之氏の『「作りすぎ」が日本の農業をダメにする』を紹介したい。 川島氏はシステム分析の専門家で、食糧問題やエネルギー問題など、利害関係者の思惑によって議論が錯綜するやっかいな問題について、マクロのデ…
続きを読む →『終身旅行者 PT』は、木村昭二さんの13年ぶりの書き下ろしです。私はこの本の帯も書いているので、これは書評というよりも友人の本の紹介です。 木村さんは1999年刊の『税金を払わない終身旅行者』で、日本にはじめてPTを紹…
続きを読む →著者の増原義剛氏は元大蔵官僚で、東海財務局長で退官した後、2000年から09年まで自民党の衆議院議員を務め、現在は広島経済大学で教鞭をとっている。代議士時代は、内閣府副大臣や財務金融委員会理事などのポストにつき、自民党金…
続きを読む →暑い日が続いていますが、そんな時に元気になれる本『インドヘ馬鹿がやって来た』を紹介します。 80年代に麻雀、パチンコ、競輪などのギャンブルマンガで活躍した著者の山松ゆうきち(1948年生まれ)は、2003年に初のベスト集…
続きを読む →すこし前の本だが、興味深いデータを見つけたので紹介したい。 ハーバード・ロー・スクールを卒業後、日産自動車法規部などを経て、東京大学大学院(法学政治研究科)で教鞭をとるダニエル・フットは、「アメリカ人は訴訟好き」「日本人…
続きを読む →生きる技術!叢書の安藤さんから、慎泰俊『ソーシャルファイナンス革命』を献本してもらった。とても刺激的な本だったので、ここで紹介したい。 著者の慎泰俊は「しん・てじゅん」と読んで、1981年東京生まれ。朝鮮大学校を卒業後、…
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