ボスニアでナショナリズムについて考えた 週刊プレイボーイ連載(154)
6月16日午前0時。ボスニア・ヘルチェゴヴィナの首都サラエボの中心にあるショッピングセンター前は群集で埋め尽くされていました。多くは20代の若者ですが、高齢者や女性の姿も混じっています。 広場に据えつけられた巨大なモニタ…
続きを読む →6月16日午前0時。ボスニア・ヘルチェゴヴィナの首都サラエボの中心にあるショッピングセンター前は群集で埋め尽くされていました。多くは20代の若者ですが、高齢者や女性の姿も混じっています。 広場に据えつけられた巨大なモニタ…
続きを読む →机の上に、さまざまな表情をしたひとの写真が置かれています。私たちはそれを見た瞬間、「怒っている」「笑っている」「悲しんでいる」とその感情をいい表わすことができます。 文化人類学者は、顔写真から感情を推測するこの実験を、南…
続きを読む →政府の産業競争力会議が提言する労働時間規制の緩和をリベラルなメディアは「残業代ゼロ法案」と呼んで批判しています。労働規制緩和の「残業代を支払わない契約を認める」という面だけを強調しているのですが、はたしてこれは公正な報道…
続きを読む →最新刊、『バカが多いのには理由がある』から「はじめに」を掲載します。 *********************************************************************** ずいぶ…
続きを読む →こんにちは。 集英社から単行本『バカが多いのには理由がある』が発売されます。Amazonではすでに予約が始まっています。発売日は26日ですが、都内の大手書店では明日には店頭に並ぶところもあるようです。 『週刊プレイボーイ…
続きを読む →日本維新の会が国政選挙に乗り出した2012年10月、「地方の支店長が社長に命令する組織」というコラムを書きました。維新の会は「日本の統治を立て直す」と主張しますが、党首である橋下徹氏が首相を目指さないのでは国政政党として…
続きを読む →『月刊文藝春秋』6月号「自著を語る」で『臆病者のための億万長者入門』について書きました。編集部の許可を得て、「ソロスから学んだこと」を転載します。 ************************************…
続きを読む →集団自衛権についての議論が徒労感しか残らないのは、そもそもの前提を共有せず、わけのわからないことをいうひとがいるからです。それも、ものすごくたくさん。 地球の裏側の国がいきなり攻めてくることがない以上、安全保障というのは…
続きを読む →飛行機が予定より2時間遅れ、中国・河南省の省都・鄭州の空港に着いたのは夜の8時を回っていた。到着ロビーに出ると、身なりのいい女性がさかんに手を振っている。外車ディーラーとして成功した潘さんの奥さんで、定刻の2時間前、夕方…
続きを読む →「自分に甘く他人に厳しい」というのは人間の本性でしょうが、それが目に余るのは似非科学を振りかざすひとたちです。 彼らはまず、相手に対して厳密な証明を求め、すこしのミスも許しません。そして、自分の主張が非科学的だと批判され…
続きを読む →人気マンガ「美味しんぼ」の主人公・山岡士郎は、福島第一原発を訪れた後に鼻血を流します。実名で登場する被災地の前町長は、「私が思うに、福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢いるのは、被ばくしたからですよ」と断言し…
続きを読む →『臆病者のための億万長者入門』の発売に合わせて『週刊文春』(5月22日発売号)に掲載された「「夢の海外移住」で失敗しないために」を、編集部の許可を得て転載します。 ****************************…
続きを読む →オバマ大統領との首脳会談を受け、安倍総理はTPP(環太平洋経済連携協定)の早期妥結を指示しましたが日米協議は合意に至りませんでした。貿易自由化で既得権を奪われるひとたちが自民党の支持基盤になっているためでしょう。 その一…
続きを読む →『臆病者のための億万長者入門』から、「はじめに 金融業界の不都合な真実をすべてのひとに」をアップします。 *********************************************************…
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