文藝春秋より小説『ダブルマリッジ The Double Marriage』が発売されます。
発売日は24日(月)ですが、都内の大手書店では明日から店頭に並ぶ予定です。
Amazonでも予約が始まりました。電子書籍も同日発売で予約可能です。
「ダブルマリッジ」は文字どおり「重婚」のことです。日本ではもちろん重婚は違法で、戸籍制度では複数の配偶者を持つことはありえないはずですが、実際には「合法的」に複数の妻が戸籍に記載されることがあり得るし、そのようなことが現実に起きています。これは架空の物語ですが、戸籍に関する記述はすべて事実に基づいています。
帯のコピーです↓
「知らぬ間に、妻とは別の女が戸籍に入っていた!
なぜ重婚が認められているのか? これは戸籍の乗っ取りか?」
戸籍に2人の妻と、母親の異なる2人の子どもが記載されたことで、エリートサラリーマンの幸福な家庭が崩壊していきます。なぜこんなことが起きるのかは、徐々に明らかになっていきます。
今回の舞台は、日本(東京、名古屋、福島)とフィリピンです。主人公の女子大生マリと、父親の憲一がフィリピンを訪れますが、その場面をPHOTOツアーで追体験できるようにしました(スマホにも対応しています)。
小説の世界をお楽しみください。
橘 玲