マガジンハウスから『2億円と専業主婦』が発売されます。発売日は明日ですが、すでに大手書店などには並んでいると思います。Amazonでも明日から購入可能になります。電子版も同日発売予定です。
タイトルからわかるように、2年前に発売した『専業主婦は2億円損をする』を新書の判型にしてリメイクしたものです。それにともなって、「1時限目 専業主婦はカッコ悪い」を削除し、「『女がそんなに稼げるわけない』問題と、『好きで専業主婦をやってるわけじゃない』問題」として全面的に書き下ろしました。
この2年間で日本社会の価値観は大きく変わり、いまでは共働きが当たり前になりました。そんななかで、「女性も働こう」というメッセージはもはや不要になったということと、「2億円の“お金持ちチケット”を捨てるのは、妻に家事・育児を丸投げしている夫の問題でもある」ということをもっと強調すべきだと考えたからです。
それ以外でも、本文中のデータを最新のものに更新したり、新たなデータを追加したりしています。
2年前の本は「女子高生から20代の女性」が読者ターゲットでしたが、今回は年齢にかかわらず、パートナーとゆたかな生活を実現したいと考えている(男性を含む)すべてのひとのための本になったのではないかと思います。
「2億円と専業主婦」あなたはどっちを選びますか?