働き方1.0 年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行
働き方2.0 成果主義に基づいたグローバルスタンダード
働き方3.0 プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型
働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)
働き方5.0 機械がすべての仕事を行なうユートピア/ディストピア
PHPから『働き方2.0vs4.0』が発売されます。サブタイトルは「不条理な会社人生から自由になれる」で、「そもそも日本の会社で働くことはなぜこんなにつらいのか」「その罠から抜け出すにはどうすればいいのか」を語っています。
発売日は3月22日(金)ですが、都内の大手書店では明日から書店に並び始めると思います。Amazonでも予約可能で、電子版も同時発売です。
『人生は攻略できる』につづいての新刊で、「自分史上」はじめて同じ月に2冊刊行することになりました。なぜこんなことになったのかいちおう説明させていただくと、これは『幸福の資本論』をベースとして、新しい読者層にアプローチするというプロジェクトで、第1弾が女性向け(『専業主婦は2億円損をする』)、第2弾が若者向け(『人生は攻略できる』)、第3弾がシニア層を含むサラリーマン向けの本書という位置づけでした。それぞれ別々に進行していたのですが、たまたま最終工程が重なってしまってこうなったという経緯です(第4弾の予定はありません)。
この本では、年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行を「働き方1.0」として、それがどのように機能不全に陥り、Version2.0から3.0、4.0へとアップデートしていかなくてはならないかを説明しています。安倍政権は「働き方改革」で日本人の働き方をグローバルスタンダードに合わせようとしていますが、世界ははるかに先に進んでおり、旧来のアメリカ=グローバルモデルである「働き方2.0」は時代遅れになりつつあります。
幸福な人生を手に入れるには、どのような働き方を目指すべきなのか。興味のある方は、書店で手に取っていただければ幸いです。