国民年金に加入したほうがいいでしょうか?にたくさんのコメント、ありがとうございます。
日本の年金制度は、構造上、サラリーマンの加入する厚生年金から、自営業者などが加入する国民年金に大規模な所得移転が行なわれています。これに関して、サラリーマンになんらかの対抗手段はないのかとの質問をしばしば受けます。
すでにコメントがなされていますが、厚生年金の加入は事業主の義務となっていて、サラリーマン(加入条件を満たすパートタイマーを含む)の意思で離脱することは認められていません。すなわち、どうしようもありません。
ほぼ唯一の対抗手段として、野口悠紀雄氏などが提唱するサラリーマン法人化があります。これについては『貧乏はお金持ち』のあとがきで触れたので、関連する部分を掲載します。
ご参考になれば。